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【3月市議会】2018年第一回市議会定例会が開会
市長提出議案は新年度予算など38件

2月22日、2018年第一回蕨市議会定例化が開会。市長提出議案は条例17件、17年度補正予算7件、18年度予算9件、人事2件、その他3件で、市民から提出された「日本国憲法第9条の改正の発議について慎重に取り扱うよう求める陳情」も審議されます。

以下、市長提出議案のうち一部を紹介します。
市庁舎建設基本構想・基本計画審議会条例
庁舎耐震整備の基本方針が現在地での建て替えに決定したことを受け、基本構想・基本計画の検討のために市長の諮問機関を設置する条例。審議会は、市議会議員、学識経験者、公共的団体の推薦する者、公募による市民からなる13人以内の委員で構成されます。

国保税条例の一部改正
国保広域化に伴う地方税法一部改正などに対応するもの。税率の変更はありませんが、課税限度額が基礎課税額で52万円から54万円に、後期高齢者支援金等課税額で17万円から19万円に、介護納付金課税額で15万円から16万円にそれぞれ引き上げるもの。また、普通徴収の納期6期から8期への拡大も行われます。

介護保険条例の一部改正
新年度から始まる第7期介護保険事業計画の実施に伴い保険料を改定。介護保険給付費の伸びなどにより、保険料(月額)は基準の第5段階で397円の増。

保健センター設置及び管理条例の一部改正
総合健康診査(人間ドック)の胃部検査でレントゲン検査に代えて胃内視鏡検査の受診を希望できるようにする。検査料4320円。

2018年度一般会計予算
概要は11日付で紹介しましたが、他にも以下のような事業が計上されています(一部)。
◆保育・子育てコンシェルジュを配置し、個別ニーズの把握、情報提供や相談などを行う◆受診率向上のために乳がん検診の検診日数を20日間から23日間に拡充◆音楽によるまちづくり推進。「市民音楽祭」の開催、音楽情報誌の発行、小・中学校への音楽家派遣事業など◆蕨市内に生息する飼い主のいない猫の繁殖抑制などを目的に、不妊・去勢手術を受けさせた方に一頭当たり補助金5千円を交付する補助制度。党市議団は実施を求めてきました◆外国語指導助手の増員(5人から7人に)。

議会日程 代表質問・議案質疑は3月1日(木)から
今議会から、一般会計の当初予算を含む市政全体について質問を行う代表質問が会派ごと(会派に所属しない議員を含む)に行われます。日本共産党では、代表質問を梶原秀明議員が行う他、17年度一般会計補正予算を山脇紀子議員が、国民健康保険会計と錦町区画整理会計を宮下奈美議員が、介護保険会計を鈴木智議員が、それぞれ行います。今後の議会日程は以下の通り。
3月1日(木)代表質問(梶原議員は午後の見込み)
2日(金)代表質問・質疑
5日(月)質疑
6日(火)常任委員会(総務)
7日(水) 同   (環境福祉経済)
8日(木) 同   (教育まちづくり)
16日(金)一般質問
19日(月)一般質問
20日(火)一般質問
23日(金)委員長報告・討論・採決・閉会