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くらしと営業を守り、市民の願いがいきる市政へー日本共産党蕨市議団が市長に要望書提出

頼高英雄市長(写真左)に要望書を手渡す鈴木智市議団長(写真右)
頼高英雄市長(写真左)に要望書を手渡す鈴木智市議団長(写真右)
6月19日、日本共産党蕨市議団は、??英雄市長に「くらし・営業を守り、市民要望のさらなる実現を求める要望書」を手渡しました(写真)。

 この要望書は、日本共産党市議団が市議会議員選挙の中で掲げた政策や選挙の中で市民から寄せられた要望の中から、主なものについて実施を求める内容。併せて、市民から寄せられた高齢難聴者への補聴器購入補助を求める署名と南町地域で取り組まれた独自署名も手渡しました。??市長は、「市民の声が詰まっているもの。しっかり受け止める」「市長選挙のマニフェストと重なる項目もあり、着実に進めていきたい」と答えました。

 要望項目は以下の通り。

1、異常な物価高騰からくらし・営業を守るための対策を継続してください。
(1)織りなすクーポンなどくらしと小売店の営業を支える事業を実施してください。
(2)市内事業者の経営状況などに留意し、必要に応じた支援策を実施してください。
(3)税や公共料金の納入が厳しくなった市民に対し、きめ細かな対応を行ってください。

2、豪雨による内水被害が発生し不安の声が寄せられています。被害の発生状況や傾向などを調査するとともに、必要な対策を具体化してください。
(1)地域の被害状況や要望を調査し、新たな土嚢ステーションを整備するとともに、市民に緊急に土嚢を届け回収する体制を拡充してください。
(2)洪水時の対応とともに、内水対策についても各地域で市民が適切な対応ができるように丁寧な情報提供を行ってください。
(3)新たな雨水調整池の整備など、抜本的な内水対策について検討を進めてください。

3、全国的に新型コロナの感染が拡大傾向にあることが報じられています。市立病院の体制強化、公共施設や学校・保育園などでの感染防止対策、検査環境の整備などの対策を検討・実施してください。

4、日本共産党市議会議員団が政策として掲げた以下の項目について、実施に向け検討してください。

(1)市立病院の早期建替えを進めるとともに、機能や体制を拡充してください。
(2)難聴高齢者への補聴器購入費補助制度を創設して下さい。
(3)学校給食費の完全無償化をめざすとともに、早急にふたりめ以降の無償化を実現して下さい。
(4)子ども医療費無料化を推進し、通院も含めた18歳(高校卒業)までの完全無料化を実現してください。
(5)学校トイレの改修を進め、すべての洋式化を実現してください。
(6)エネルギーの地産地消など地球温暖化対策を積極的に進めてください。
(7)ポスト・コロナに向け活動を再開する町会や地域の活動の支援を進めてください。
(8)ジェンダー平等を積極的に推進してください。パートナーシップ制度が地域で定着・活用されるような運用を図ってください。また、性の多様性の尊重し、LGBTQの皆さんが生きやすい社会を目指してください。
(9)外国人住民をまちづくりのパートナーに位置付ける視点で、多文化共生のまちづくりをすすめるとともに、地域課題の解決にあたってください。