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社会保障をめぐる情勢や運動を学ぶ
社会保障をよくする蕨の会

埼玉県社会保障推進協議会は毎年県内すべての自治体に対し自治体要請キャラバンを行っており、今年は7月19日10時(中央公民館)に蕨市への要請行動が予定されています。

これに先立ち、7日、社会保障をよくする蕨の会では、社会保障が置かれた状況や各地の運動などを学ぶ学習会を開催しました。

講師は県社保協・事務局長の段和志さん。県内の全自治体から寄せられたアンケートの結果などを使いながら、社会保障の各分野について、県全体の到達とともに蕨市における課題についても示されました。

特に話題となったのは、県で議論が進んでいる国民健康保険運営方針(第3期)について。埼玉県は全国より早く国保税率の統一をすすめていること、蕨市など多くの自治体では市民の負担増につながる重大な内容です。

意見交換では、市当局に市民のくらしを守る対応を求めるとともに、県への運動の重要性なども強調。国保などの医療制度の他にも、介護保険など高齢者施策、障がい者、子育て、生活保護といった各分野でも要望や意見が交わされました。