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第3回国民健康保険運営協議会報告ー国保税率の見直しの審議はじまる(市議会議員 やまわき紀子)


 2023年度第3回国民健康保険運営協議会が10月5日に行われました。   
 
議題は国民健康保険税の税率の見直しについてです。

はじめに頼高英雄市長があいさつにたちました。
 市長は、埼玉県の国保運営方針(第3期)をふまえ、蕨市との現状に26%のひらきがあることから急激な負担増とならないよう見直しは避けられない状況にあるため税率の見直しについて協議をお願いしたいと述べました。

 その後、頼高市長から植田富美子会長に「蕨市国民健康保険税の税率の見直しについて」の諮問書が手渡されました。

 担当課から見直の方向について提案がありました。 
一人あたり標準保険税13万7658円に対して蕨市は13万3240円(2023年度当初)であること、また、この開き・不足率26%について2026年度までの解消が求められていることが示されました。

1)保険税見直しのため段階的な目標を設定(約26%の不足率を解消)。
2)応能・応益割合を段階的に改正する(現在蕨市は応能60対応益40。県は53対47)。
4方式(所得割・資産割・均等割・平等割)から段階的に2方式(所得割・均等割)へ近づける。
3)賦課限度額を法定限度額へ統一する(法定限度額104万円に対して蕨市は102万円)。
 
以上を踏まえ、2024年度に14%程度の見直しする内容が諮問され、協議に入りました。

 諮問については11月に継続審議を行い、12月に答申する予定になっています。