2008年6月議会 一般質問
蕨駅西口再開発事業への対応・消防広域化の問題点など蕨市の見解を質問
◆再開発事業への対応
【質】市政検証委員会で示された問題点や方針をもとに、どう対応する考えか。
【答】関係権利者で組織する地区協議会などに、厳しい財政状況を踏まえた計画案作成や議論を要請する。
【質】昨年来の対応方針について、その後の経緯は。
【答】再開発組合に指導・協力要請を行い、また、市民検討委員会を設置した。
【質】情報公開について
【答】積極的な情報公開に努めてもらっている。参加組合員の選定などの内、覚書などの公開は了解されず、公開できていない。
【質】再開発組合が行った施工業者の入札で、指名した５社に内４社が辞退したのは不自然。市の認識は。
【答】関係法令に基づき、公正・適切に処理された。
【質】情報公開や業者選定で課題を残した。工事の近隣への影響の問題とともに、第２・第３工区の検討の際の視点として加えるべき。
【市長】情報公開の徹底や透明性の確保に様々な努力してきたが、定款の規定などが問題になった。組合などとの事前の協議が重要。工事の影響についての責任は第一義的には組合にあるが、市としても努力する。
◆消防広域化の問題点
【質】蕨市への影響は。
【答】県の計画では川口・戸田・鳩ケ谷の４市で広域化。サービスの向上、効率化、基盤強化などはメリット。一方、市部局との距離が生じ災害情報伝達の遅れなどの恐れがある。財政的な問題も。今後の協議では慎重に対応する。決定は市町村の自主的判断による。
【質】管轄人口が増えれば人口当たりの消防力の基準は下がる。今後は、国・県の主張するメリットありきの議論ではなく、蕨地域の消防力がどうかという視点での慎重な検討が必要。
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小規模修理修繕契約希望者登録制度
についても質問しました。
