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2009年6月議会 一般質問
新型インフルエンザ対策、市立病院改革と地域連携などを質問

市会議員 鈴木さとし

◆蕨市の新型インフルエンザ対策について。
【答】5月1日に、国内感染の疑い事例発生を受け危機対策本部を設置。市内3中学校の京都への修学旅行の延期、保健センターへの相談窓口開設、感染予防の広報、妊産婦への予防用マスクの配布を行った。
【質】この間の傾向では近隣で発症事例が出ると相談件数が激増する。中心的な役割を果たしているのは保健所であり、感染拡大に備えて、閉鎖が予定される戸田蕨分室を保健所に復活させるよう県に要請すべき。
【答】機会があれば話してみたい。
【質】市立病院での対応は。
【答】院内感染を防止するために、感染が疑われる方は直接入らずに電話で相談してもらう。また、発熱患者等は玄関外で看護師が問診し、38℃以上の熱がある場合は玄関わきの臨時診察室で診察を行っている。
【質】季節性インフルエンザと重なった場合、現在の発熱相談・発熱外来を中心とする体制では限界がある。市民の病院として、外来でどう応えていけるかどうか検討すべき。
◆経営改革プランで掲げられた地域連携について。
【質】地域への情報発信はどうか。
【答】3月に市立病院経営改革プランを策定。地域連携室の設置、近隣病院等へのPR、紹介や逆紹介などの実施を位置づけている。情報発信については現在ホームページの再構築中。広報や報道各社などの媒体を通じて改革プランの取り組みを紹介し、新たな患者確保につなげたい。
【質】市民の病院として地域連携や情報公開・発信に熱心な他県の市立病院を視察した。規模の違いはあるが、方向性は一致すると考える。積極的に取り組みを。
 他に「ゴミ集積所のカラス対策」「中央浄水場通りの舗装補修」「市民公園の使用法」について質問しました。