誰もがわかりやすい生活保護の運営を求める。国保税値上げ問題などをただす。(06年3月議会の一般質問)
●生活保護制度の運用
【質】格差社会と言われる今こそ、社会保障の役割が重要だ。生活保護制度を誰もが理解できるよう、役所の窓口に説明書と申請書を置くべきだ。
【答】窓口では懇切ていねいに相談を受けている。市民の声をじかに聞くことが最善、説明書等は置かない。
【質】夏冬の冷暖房費など上乗せ補助をしてほしい。
【答】要望は県等に伝える。
【質】病気がちな人には特にていねいな支援を求める。
【答】ケースワーカーがキーマンになり、病院・介護など、自立支援を行う。
●国民健康保険(国保)税の値上げ問題
【質】国保は、他の医療保険と比べて、所得に対する負担が重い。国保税を川口市並みにすると、営業所得3百万円の自営業4人家族で6万円、年金収入3百万円の夫婦世帯で3万6千円の値上げだ。やめてほしい。
【答】医療給付費に比べ国保税額は伸び悩んでいる。一般会計からの繰り入れ(の増大)は市民間の不公平感もまねくので、税制「改正」等も視野に入れ検討したい。
【質】誰でも退職などで最後は国保に入る。一般会計からの繰り入れは、いわば世代間の所得再配分であり、不公平ではない。
【質】国保税の減免規定を「所得が半減した場合」など、具体的にすべき。
【答】減免申請があったら生活状況を調査して総合的に判断している。
●水害・環境対策
【質】昨年の水害を教訓に土のうの配備状況はどうか。
【答】昨年の水害では活動が遅れたことを反省している。今後は公共施設などに日常的に土のうを置き、緊急対応できるようにする。
★他に、黄色のゴミ袋の効果、見沼用水のヘドロ除去について質問しました。
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