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蕨市・生活と健康を守る会 税金申告・相談会 説明資料(2004年3月)

生活と健康を守る会で税金相談を担当している梶原市議は、説明・相談会の資料を発表しました。

1、 税金計算のしくみを知ることは、税金のとられかたと使いかたを正していくために大事です。大企業と大金持ちには減税を続け、わたしたち庶民には増税を課そうとする、小泉税制改革は許せません。みんなで声をあげましょう。生活と健康を守る会にまだご入会されていない方は、是非この機会にご加入くださると幸いです。(会費月300円、週刊「生活と健康を守る新聞」月300円です)

2、 税金計算の大まかなしくみ
[収入] - [必要経費] = [所得]
[所得] - [控除額] = [課税対象所得]
[課税対象所得] * 20% = [所得税]
[所得税] - [定率減税分20%] = [納めるべき所得税]

3、 次のような人は確定申告によって税金が戻ってきます
・年金から税金を天引きされている人:[控除額]の計算に国民健康保険税などが反映されていないため、実際より多く税金が計算されています
・昨年中に退職した人:退職しないものとして多めに税金が計算されています
・医療費が10万円以上かかった、または[所得]の5%以上かかった人
・家族が介護保険の認定を受けている場合、市に申請して障害者認定を受けると、障害者控除(通常27万円、特別で40万円)が適用され税金が安くなります。
・その他、特殊な事情で、収入が下がった人や支出が多くなった人も、税金が天引きされている人は、申告することで多くの場合税金が戻ってきます

4、 正しく税金を計算しておかないと、健康保険税や介護保険料が高くなることも
 みなさんの[所得]が、他の税金(健康保険税や市民税・県民税)や介護保険料の計算の元になります。めんどくさいからと何もしないでいると役所は勝手に税金を計算して、思わぬ高い税金や料金を取られることにもなりかねません。どうも税金が高い、出費が増えているのに税金が去年と同じ、という人は、ちかくの守る会の会員さんか、梶原市議まで声をおかけください。

5、 税金を払っていない人も、申告をしておくと、非課税証明書を役所でもらうのがスムーズになります。
 非課税証明書は、賃貸住宅の家賃補助(70歳以上で1万円まで)を受けたり、介護保険の利用料助成や児童扶養手当など、生活に困ったときに受けられる制度を活用するために必要です。

6、 その他、生活に困ったときは、生活と健康を守る会、または日本共産党蕨市会議員団にご相談ください。あなたの近くに困っている人がいたら声をかけてあげてください。