69行動で原爆症認定裁判の支援も訴える(5月10日)
5月10日、蕨駅東西口で通算395回目の6・9行動が行われ、7団体から17人が参加しました。前日に行なわれた「九条の会」埼玉講演会の紹介もしながら、署名「すみやかな核兵器の廃絶のために」を訴え、91人の署名が寄せられました。日本共産党から塚越東支部と梶原秀明・山脇紀子両市議が参加し、梶原市議は東口でマイクから訴えました。
原爆症認定を求める集団訴訟の最初の判決日をまぢかにしたこの日は、訴訟に参加している、さいたま市在住の中野恵美子さんへの支援もあわせて訴えました。
12日の大阪地裁での判決は、原爆症の認定基準の機械的適用を批判し、原告9人への国の認定却下処分を取り消しました。被爆者救済の拡大に道をひらく画期的な判決です。原爆症認定訴訟近畿弁護団は、「厚生労働大臣は判決を厳粛に受け止め、控訴することなく、直ちに認定制度の抜本的改革を図るべきだ」との声明を出しました。
次回の6・9行動は6月9日(金)午後5時45分からです。蕨原水協事務局は、原爆症認定裁判を支援する埼玉の会の結成総会(15日)と、県原水協総会(30日午後6時半、市民会館うらわ)への参加を呼びかけています。
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