梶原秀明前市議の過去ページ
いま政治討論番組がおもしろい
日本共産党広報部によれば、共産党国会議員のテレビ討論番組への出番が増えているそうです。テレビの側からすれば、政治討論番組は視聴率がとれる、共産党の議員を出演させることで争点が鮮明になり、討論がおもしろくなるということです。
7月24日の「ビートたけしのTVタックル」は視聴率17.1%、6月11日のサンデープロジェクトは8.5%。NHK討論は常時4%から6%とのこと。時にはプロ野球よりも見られています。(今年の巨人戦の平均視聴率は10%をきったらしい)。7月24日の番組は私も見ました。「生き残れるか 大増税サバイバル」がテーマ。
大企業中心主義の自民党、高市早苗議員が「会社あってのサラリーマンでしょ」と言い切ったのにおどろいたのは私だけではないでしょう。これに反論した日本共産党小池晃議員と、獨協大学の森永卓郎教授に、司会の阿川佐和子氏は「庶民の味方のクマさんチーム」とコメント、ビートたけし氏は「外国だったら暴動が起きているね」と議論を結びました。
国民=視聴者は、今の社会の中になんともいえない閉塞感を感じ、その打開策を政治に求めています。それが政治番組の視聴率にあらわれます。二大政党では政治がおもしろくならない。私は、日本共産党の存在意義と責任を強く感じています。
(かじわら秀明)