黙っていたら命と暮らしが削られる- 生健会が全国大会・埼玉県連大会の報告会開く(10月22日)
10月22日、蕨市生健会(生活と健康を守る会)は、全生連大会・埼生連大会の報告集会を行い、27人が参加ました。
9月に青森県十和田市で行なわれた全生連(全国生活と健康を守る会連合会)大会に参加した浅名勝次氏(蕨市生健会会長)が報告。この2年間で市生健会が大きく会員を増やし、大会で表彰されたこと。格差と貧困の問題で、浅名氏の自宅にNHKから取材がくるほど、生健会が注目されていることなどを紹介。秋田市内で生活保護申請を二度も却下された37才の男性が、7月に役所前で抗議の自殺をした事件などを例に、必要な人が生活保護を受けられない実態があることが、大会で議論されたとのことです。
さらに、北九州市で56歳の男性が生活保護を断られ、餓死して5月に発見された問題について、23日から行なわれる現地調査に浅名氏が参加することも報告されました。
交流会では、全国大会を受けて10月15日に開かれた埼生連大会の感想などが出されました。中央在住のAさんは自立支援法の影響で、補そう具の修理にいったんは全額負担しなければならない問題を告発。塚越のBさんは、班会を大切にし欠席者には手紙を出す温かい班運営について発言。南町のCさんは「黙っていたら命と暮らしが削られる。私も仲間になる」と入会動機を述べるなど、なごやかに懇談、会の副会長である梶原秀明市議が閉会あいさつを述べました。
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