梶原秀明前市議の過去ページ
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12月議会の梶原議員の一般質問と市の答弁(12月15日)

◆駅東口自転車駐輪対策
【梶原】東口の放置自転車はひどい。今後の対策は。
【答】市営駐輪場は93%の登録。撤去自転車の保管場所も満杯状態。新たな駐輪場を確保するため、川口市と研究しているところ。

◆車椅子にとって利用しづらい歩道について
【梶原】塚越大通のタイル状の歩道は、車椅子の人に振動が伝わり不評だ。
【答】車椅子利用者・高齢者・障害者が、安全で快適に歩道を使えるよう努める。

◆要介護認定者が障害者控除認定
【梶原】要介護認定者が障害者控除認定を受けて住民税が非課税になると、低所得者向けサービスが受けられる。全ての要介護認定者へお知らせを出すべきだ。
【答】要介護認定者と障害者は、イコールではないので、お知らせは出せない。
【梶原】国税庁の見解では、要介護認定者は障害者にほぼ一致するとしている。すべての要介護者に通知をしている自治体もある。
【答】県内では例がない。
【梶原】認定を受ければ非課税になる可能性のある人はどのくらいいるか。
【答】要介護認定者1608人のうち126人。
【梶原】その数字を市が把握してるなら、せめてそれらの人へ通知を出すべき。他にも税額が減る人もいる。(市の対応は本当に冷たい。こんな市政は変えなければなりません)

◆生活保護
【梶原】生活保護行政は生活に困窮する市民にとって温かいものでなければならない。10月に保護辞退届けを強制する指導があった。
【答】本人の申し出で保護を切った。強制ではない。
【梶原】本人の収入や生活状況を把握したのか。
【答】(質問には答えず)職員は適切に対応している。
【梶原】弁護士連合会の発行する資料集にも、一部のケースワーカーの対応がひどいとの指摘がある。
【答】蕨市では法の理念に沿って適切に対処している。

◆公民館の政党利用
【梶原】地方自治法で公民館は住民の利用を拒んではいけないとしている。政党にも利用を認めるべきだ。
【答】蕨市では従来から、政治的中立性を保つために認めていない。
【梶原】社会教育法23条を曲解している。文科省の解釈は、公民館が主催する際に特定政党の利害に関する事業はできないとするが、政党主催で行なう政談演説会などは否定していない。
【答】地域の事情を考慮して蕨市の基準を定めている。
【梶原】ある個人が政党人としては公民館を利用できず、文化サークル員としては利用できるという。政党人を差別するものだ。他の住民団体と同じレベルで使う限りでは、利用を認めるべき。市の基準を見直すべきだ。