梶原秀明前市議の過去ページ
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東口自転車対策について(12月15日)

東武ストア前のバリケード(市が設置。梶原市議撮影、以下同じ)
東武ストア前のバリケード
(市が設置。梶原市議撮影、以下同じ)
10月20日のテレビ朝日の番組で、蕨駅東口の放置自転車問題がとりあげられていました。昨年度の埼玉県の調査では、駅前の自転車放置は県内最悪でした。11月14日には蕨市が、東武ストア前の放置自転車対策をとりました(写真左)。たしかに駅前通りの放置は減りましたが、逆に見えにくいところの放置が増えています。
りそな銀行横にズラっと放置
りそな銀行横にズラっと放置

駅に駐輪場が足りない

東口には合計1449台分の市営駐輪場と、民間駐輪場があります。市営駐輪場のうち、駅に近い東口第一と第二の駐輪場は利用率が高いのですが、駅から遠いところは低くなっています。(12月市議会の梶原議員の質問に対する市の答弁では、第一と第二は登録率100%、第三は71%)

日本共産党は、川口市境の第一駐輪場を延長するなど、駐輪場の増設を求めています。(写真左下)
駐輪場増設候補地の川口市境
駐輪場増設候補地の川口市境

放置自転車の大半は川口市民

東口の放置自転車の95%は市外の利用者で、そのうち90%が川口市民です(蕨市調査)。東口駐輪問題の解決には、川口市に協力を求めることが不可欠です。

対策指導員を増やせ

駅西口は2時間無料の駐輪場ができ、駅前放置対策が進んだことで、放置がだいぶ減りました。東口でも、川口市と連携して指導員を増やすことが求められます。

JRにも責任を果たしてもらいたい

言うまでもなく自転車利用者の多くはJRを利用しています。市の担当者によると、JRが蕨市に支払う固定資産税は3分1に軽減されています。これは駅の公共性が高いことによるもの。であるならば、JRに公共的・社会的責任を果たしてもらいたい。東京豊島区では、JRに自転車税を払ってもらおうと働きかけたところ、JRが駐輪場を設置したそうです。蕨市でもJRの責任としても駐輪場を増やすべきです。