西口再開発事業の近隣説明会に参加しました(6月23日)
23日午後2時から中央公民館で行なわれた、駅西口再開発組合が実施した近隣説明会に参加しました。説明会は、22日から26日まで4回にわたり行なう、「今回は基本的な考え方を説明するもの」とし、引き続き適宜説明を行なっていくとの、説明がありました。
再開発計画を見直すと公約した新しい市長が誕生したもとで、なぜこの開発を進めるのか、という批判意見が相次ぎました。組合事務局長である酒瀬川氏から、6月7日と18日に新市長に会って事業の説明をしたこと、さらに14日には、事務局としての説明を行なったと回答がありました。
説明会を聞いていて、本当に欺瞞的だと思うのは、(5月以前)市に説明を求めると、「これは市の事業ではないから組合に聞いてくれ」という。ではと、組合に説明を求めると、「土地の提供や税金投入、第二・第三工区のことは、組合がコメントすべきでないから市に聞いてくれ」というのです。しかも、この3月まで市の部長をしていた人が、こんどは組合の事務局長として、この発言をするのですから、怒りを通りこして笑ってしまいます。
第一工区に提供される土地の51%は市の土地です。いま株主総会の季節ですが、この事業のいわば最大株主は市なのです。市の意向、すなわち市民の意向を抜きにして、「法律(都市再開発法)通りにやってます」ではすまされません。この問題は、28日からの一般質問でも多いに議論がされるでしょう。
(かじわら秀明)
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