9月市議会は9月3日から - 事前説明行われる(8月20日)
8月20日に総務部長などから、9月議会に出される予定の諸議案の事前説明がありました。議案の事前説明は、市議会の全会派に対して行なっているもの。この日は、10時から新生会、11時20分から日本共産党蕨市議団に説明されました。
詳しい内容は、今後の「民主わらび」やホームページの「議会報告」でも紹介しますが、ここで特徴的なものを紹介します。
1、防犯灯を増設・防犯ボランティアへの支援
頼高市長がマニュフェストであげていた、「防犯灯を4年で3百件新設」「防犯ボランティアへの支援」を具体化しました。防犯灯は今年だけで百件増設できるよう予算を増やし、ボランティアへは最大10万円補助します。
2、駅のエレベーター来年度設置へ向けて、設計予算を計上
蕨駅西口と東口に各1基のエレベーターをつけるため約1900万円の設計予算を計上します。改札の内側はJRがエレベーターと下りエスカレーターをつけることが、すでに6月議会で説明されていましたが、改札の外側にも設置するため、市が主体となって実施するものです。これも頼高市長がマニュフェストで実現を表明していたものです。
3、南小学校校舎の耐震化
古くて耐震化が急がれているものから、順次耐震化の予算がついています。南小学校は予定を早め、今年度耐震診断を行ない、08年度補強設計、09年度補強工事を行う予定です。
4、市立病院の医師の報酬を増やす
全国的に医師不足が大問題になっています。草加市立病院でようやく産科が再開したと思ったのもつかの間、こんどは春日部市立病院が医師が確保できず、9月1日から小児科と産科を休診するというニュースが飛び込んできました。蕨市立病院でも、産科や内科、耳鼻咽喉科の医師確保は切実な課題です。常勤医師を増やす対策として、医師の報酬を大幅に引き上げる予算が出されます(市立病院事業会計)。
5、市長の給与と退職金を削減
マニュフェストでの約束通り、給与(期末手当含む)を30%削減、退職金を50%削減する条例が出ます。10月1日から施行。
6、北町4丁目町会会館を新設
約2150万円で新会館を建設しますが、そのうち市が500万円、県が500万円補助します。
7、教育委員・植山広恵さんの再任
女流棋士で塚越5丁目在住の植山広恵(棋士名は中井広恵)さんを、教育委員に再任する人事案件が出されます。任期は4年。今年5月、日本将棋連盟から独立した団体、日本女子プロ将棋協会の代表としても知られています。
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