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西口再開発問題は苦渋の選択 - 市議会開会中

この6月の市長選挙・市議選挙で、大きな争点となった駅西口再開発問題について、市長からの見直し方針が出されました。日本共産党市議団には8月19日(日曜日の防災演習のあと)に説明があり、9月3日の市議会初日の市長報告でも説明されました。

市長として知りうる情報を集め、再開発組合とも協議した結果、施設計画の変更はせずに事業を継続することとし、そのうえで様々な努力をして、市の負担を約1億円軽減したい(今の予定は4億8千万円の負担)との方針です。

事業を中止するためには、組合がすでに支出した4億円以上について、市が賠償する可能性が高いことや、施設設計をやり直すことには相当の追加費用が発生することがこの間の調査で明らかになり、第一工区の事業は継続せざるを得ないとの判断をしたものです。

事業を継続するにも負担はかかる。中止するとさらに重い負担。市長としては苦渋の選択だったと思います。

第一工区が続行となったからには、建設予定の3階建ての公共施設が、使いやすいものとすることを求め、さらには、第二・第三工区で計16億円の負担が予定されている点の、徹底的した見直しを求めていきます。
(かじわら秀明)