蕨駅にエレベーターの早期設置を - 今議会には陳情出される
11月27日から始まった市議会に、エレベーター設置を求める陳情が、JR東日本OB会から出されています。この陳情は12月4日の、教育まちづくり常任委員会で審議されます。前回9月議会では、エレベーターを設計するための補正予算に共産党以外の議員が反対し、設計予算だけ補正予算から削除されました。それだけに、今度の陳情に各議員がどのような態度をとるか注目されます。
9月議会後、頼高市長を中傷するようなチラシが、共産党以外の4会派から出されました。チラシは、「頼高市長はエレベーター設置でJRと大筋合意したと答弁したが、JRに聞いてみるとその事実はない」「市長は議会で虚偽答弁をした」と、非難しています。
エレベーター設置を求める市民の会は、11月22日にJR東日本支社(大宮)を訪問し、チラシの内容をJR担当者に確認したそうです。会の栗原事務局長によると、JRの安田弘美副課長(4会派の議員とも面会した人)は、(4会派の)議員には、「文書はないが市長と合意はしている。合意書は9月議会で予算が通ってから結びます、と答えた」そうです(4会派がJRを訪れたのは9月議会中でした)。栗原氏は「4会派のチラシは信憑性が疑わしい」と話しています。
エレベーターが蕨駅に必要なことははっきりしています。この問題を政争の具にしてはいけません。前市長と新市長で計14回もJRと交渉・懇談し、前市長は親族の国会議員といっしょにJRと交渉しても進展はなかった問題。改札外の設置を蕨市が決断しなければ、JRが実施する改札内の設置も延期しかねません。市議会での早期の予算計上を求め、世論を広げましょう。
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