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12月議会一般質問 - 後期高齢制度は市にとって2億円以上の負担に。生活保護の申請権保障を。

12月議会の一般質問を12日に行ないました。以下、質疑応答の概要です。

◆高齢者医療制度と市財政
【質】この制度は市民にとって保険料が高くなるだけでなく、「国保新聞」の報道では、市財政にもマイナスの影響があるとのこと。
【答】国保会計は2本立て(医療分と介護分)の課税。法改定で、来年度からは後期高齢医療への支援分が加わり3本立てになる。その分は国保被保険者に負担していただくことになる。
【質】今度の改定で、一般会計・特別会計の市財政全体への影響はどうか。
【答】2億円かそれ以上、市の負担が厳しくなる。
【質】国保税と後期高齢保険料の合計は、従来より大きく増えそうだ。市民の負担が増えるのに、市財政は余裕が出るどころか、逆に厳しくなるのはなぜか。
【答】国が決めた制度。中止や凍結が望ましいが、市は準備せざるを得ない。

◆生活保護の申請権保障
【質】北九州市で生活保護を辞退させられ餓死した事件を機に、厚労省は9月の全国会議で指導を徹底した。三郷市では半年間申請を拒否された夫婦が裁判をしている。蕨市でも6月に窓口に出向いた市民が拒否されている。市の考えはどうか。
【答】市民の相談は親身に聞き従来から慎重に対応している。厚労省の通知により是正を要する部分はない。
【質】北海道深川市では「生活保護ごぞんじですか」のポスターを銭湯や公民館など40箇所に掲示し啓発している。市でも反映を。
【答】現在の対応がベストと考えている。

◆市民体育館の修繕
【質】雨漏りでバレーの試合が中止になるほどだ。
【答】アリーナ雨漏り対策を来年度予算に反映したい。
【質】利用者の声の把握を。
【答】市民の声は貴重なもの。アンケート箱や受付で意見を把握している。

◆他に、不必要な防犯灯の取り外しと、児童虐待防止対策を求める質問をしました。
(1回目の発言)