北町でも学習会 - 後期高齢者医療制度(2月9日)
社会保障をよくする蕨の会が行なう連続学習会が9日午後、北町公民館で行なわれ17人が参加しました。市会議員の梶原秀明氏が、制度の内容、問題点、中止・撤回の展望などについて1時間報告、参加者から活発な質疑応答・意見交換がされました。
「会の宣伝で『凍結されたんだろ』と誤解している人がいた(凍結は会社の健康保険の被扶養者約二百万人だけ)。」「あと何歳で負担が軽くなると思っていると、制度が悪くなりちっとも楽にならない。政府のやり方は本当に腹が立つ」「高齢者を長く入院させると病院の報酬が減るしくみ。まさに、年寄りは早く死ねというものだ」など、感想が出されました。
制度の中止や見直しも求める自治体意見書は、しんぶん赤旗の調査で503自治体であがり、県内では昨年12月議会での蕨市を含め9自治体です。
社会保障の会は2月8日には塚越のイトーヨーカドー前で宣伝(梶原市議もマイクから訴え)、45筆の署名が集まり、3百枚のチラシが受け取られました。国会に制度撤回法案を提出する動きもあり、会では国会議員への働きかけを強める方針です。
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