梶原秀明前市議の過去ページ
index
北町日本共産党後援会が議会報告会

北町後援会は11日、総選挙を間近にして小集会を開きました。日本共産党の梶原秀明市議が「共産党の立場と9月蕨市議会」について報告しました。冒頭、最近の株式市場の惨状について言及。引き金となったアメリカのサブプライムローン問題の本質は、不動産購買力のない低所得者に無理やり金を貸しつけ、ローン証券をだまされて買った庶民と、ローンが返済不能となった低所得者が大損をしたものと述べました。いかさまと詐欺が横行する投機資本主義と言える現状で、減産に入った輸出大企業が、しわ寄せを派遣労働者や下請企業にかぶせようとしていることを告発しました。国民の困難の根源にある「大企業中心主義」が多くの国民に見えるようになっていると梶原市議は述べ、国民の願いが実現する総選挙とするよう訴えました。

さらに、蕨市議会については、75歳以上人間ドック補助金の創設、蕨駅のエレベーター設計の入札結果、地デジ問題などを報告。地デジについては、2011年7月のアナログ波停止は事実上不可能だと思っていると述べ、参加者に対しても、慎重な対応を呼びかけました。

つづいて、共産党の志位和夫委員長の党創立86周年記念講演のビデオを視聴し、懇談しました。参加者から次のような意見が出されました。「民主党の優柔不断な態度を正すためにも、共産党が伸びないといけない」「米だけでなく小麦も以前から自由化されている。これも問題だ」「若かった頃なぜ給料が安いのかわからなかった。本当のことを知らなかった。本当のことを知らせるのが『しんぶん赤旗』だ」「若者がきちんと働けないのは異常だ。使い捨て労働をやめさせる共産党の政策を、もっと宣伝しよう」。