市民の生命と財産を守ります - 蕨市消防本部を視察(1月13日)
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30m上空に救出用のかごがあります |
総務常任委員会は1月13日午後、蕨市消防本部を視察しました。
消防本部の職員から最近の災害出動、救急出動の概要を聞き、質疑応答。この年始は全国的に空気が乾燥し、火災が各地で起きていることから、各委員は説明を真剣に聞き入りました。塚越で10日に起きた、ワゴン車とタクシーの正面衝突事故についての報告もされました。
ついで司令室を見学。119番通報から消防・救急隊員が現場に到着するまでの流れを把握。通報を電話で受け、ただちに現地地図をモニターに表示、同時に指令書を隊員の待機場所に印刷。隊は消火栓の位置と現地までの最短ルートを確認し車両に乗り込みます。モニターには、災害弱者情報も表示され、迅速な救助のために使われます。現在災害弱者登録は180人。消防本部では「市民の安全の確保に最善を尽くす」ため、災害弱者(避難困難者)の登録を呼びかけています(連絡先、441‐0173)。
最後に消防車両を見学。新旧2台の救急車、消防ポンプ自動車、はしご車
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後ろのタイヤも曲がるため小刻みに移動できます |
、それぞれの機能・性能や搭載物の活用方法などの説明を受けました。私を含め4人の委員が、30メートルはしご車の体験搭乗を行い、天空の別世界を体感しました。マンションの10階まで救助を行なえるとのことですが、高所の危険を伴う隊員の苦労が分かります。
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