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【3月議会】定額給付金などの補正予算を可決 - 支給は最も早くて4月27日

蕨市長は11日、3月定例市議会に08年度一般会計補正予算(第4号)を提出し、同日、本会議質疑と委員会審議を行い、13日に日本共産党・新生会・公明党の賛成で可決しました。(民主クラブは総務委員会で反対、本会議で退席という不可解な態度でした)。

この補正は、定額給付金や地域活性化交付金など、国の補正予算成立を受けてのもの。定額給付金の関連法は3月4日、衆議院の3分の2での再議決で成立。日本共産党は「経済効果はほとんどない。生活支援というなら、失業者や低所得者、年金生活者などの支援に集中すべき」と主張、国会では反対しました。

国の施策が正式に決まった後は、各自治体での対応となります。共産党蕨市議団は、不十分な経済対策だが、市民生活に少しでも役立つようにと求めました。市の答弁のポイントは次のとおり。

定額給付金
給付総額約10億5千万円。事務経費は5453万円(うち派遣会社に2070万円)。2月1日の年齢で18歳以下と65歳以上に2万円、他は1万2千円、日本人は世帯主に、外国人は個人に支給。4月上旬に市から申請書を送付。申請書と、身分証・預金通帳等の写しを市に返送。4月15日から10月15日まで受付。市の手続きは10日以上要し、4月27日から銀行振り込みする。口座のない人等には現金支給を検討するが6月になる。早く受け取りたい人は4月15日早々の申請が必要です。

子育て応援特別手当
誕生日が平成14年4月2日から17年4月1日までの第二子以降に3万6千円を支給(ただし子ども数のカウントに19歳以上の子は含めない)。手続きは定額給付金と同じ。700世帯、750人を見込む。

プレミアム付き商品券
総額1億1千万円の商品券を商店会連合会(商連)が発行し、1千万円分を市が補助する(市民は、例えば1万1千円の商品券を1万円で購入できる)。発行時期、発行店舗、額面などは今後商連がつめる。銀行の換金手数料などの事務経費は、市が発行主体になっても変わらない。