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【9月議会】高額医療費・高額介護費合算療養費制度と、国保税の減免について - 梶原秀明の一般質問(9月24日)

一般質問の初日、24日に発言をしました。質疑応答は次のとおりです。

高額医療費・高額介護費合算療養費制度

【質】今年8月から申請が始まったこの制度の概要は。
【答】医療費と介護費の両方の負担があることによる負担を軽減するもの。定められた上限額を超えた場合、その超えた分が支給される。
★たとえば、夫婦ともに75歳以上の住民税非課税世帯で、自己負担が夫婦合わせて60万円の場合は、上限31万円を超える分、29万円が支給(払い戻し)される。(年齢と所得により、上限額は異なります)

【質】制度が複雑で分かりづらいと思う。対象者全員に申請書類を渡すようにできないか。
【答】国民健康保険連合会が対象者リストを作成する予定。これをもとに市では、時期は未定だが、対象の市民に申請書を送付したい。

【質】蕨市国保以外の保険に入っている人はどうか。
【答】市に介護費用自己負担額証明書を申請し、これを医療保険者に提出する手続きとなる。

国民健康保険税の減免制度について

【質】低所得の人が多く加入する国保は、税の支払い困難な人が多く、全国的にも2割以上が滞納している。市条例にもとづく減免はどの程度あるか。
【答】2004年から08年の5年間で98件、約361万円の実績。ただし08年度分には後期医療制度創設による措置分、23件、約41万円を含む。

【質】市が条例で減免した場合の、国や県の補填のしくみはどうか。
【答】08年度の国の措置で、余儀なく離職などした市民に減免した場合、それを補填する制度がある。県では、国が補填しない場合に、半分を補填している。

【質】暮らしが厳しい市民の相談を受け付ける窓口の、横の連絡はどうか。
【答】医療保険課では今年度から専用相談コーナーを設け、プライバシーに配慮して相談にのり、必要に応じ、生活相談(福祉総務課)や納税相談(収納推進室)につなぐようにしている。

【質】職員には、国保・税務・社会福祉など幅広い知識が必要だ。相談にあたる職員の努力を評価する。
【答】職員を増やせない中で、専門知識をつけるなど、接遇を改善している。