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【9月議会】一般質問(2日目)

一般質問の2日目は、日本共産党の、志村・梶原・鈴木議員の他、2人の議員が質問しました。主なトピックスを紹介します。一般質問最終日の28日は、日本共産党の山脇議員が2人目、午前11時前後から発言します。

(1) 蕨ケーブルテレビを無料で視聴している世帯の一部は、地デジも無料で見ることができる

梶原市議の質問に対し、総務部長が答えました。電波障害が原因で、現在、蕨ケーブルに契約せず、施設を利用している世帯(6328軒)のうち、原因者(東京電力と、一部のビル所有者)が蕨ケーブルに負担金を支払っている地域については、1チャンネルから12チャンネルについては、来年7月以降も、無料で視聴できる予定との答弁でした。それ以外の世帯についても、安価な料金で地デジが見れるよう、ケーブル会社に要望するよう求め、総務部長は要望したいと答えました。

(2) 市民公園の広場の除草は臨時的に強化すべきだった

市民公園の多目的広場の雑草が、この夏、50センチから70センチまで伸びて、公園利用が制限される状態となったことに、都市整備部長は、今後このようなことのないよう、管理を工夫していくと答えました。

(3) 歩道に住民が置いた植木で道が狭い(市政アンケートの声)→「現地を調査して住民には指導したい」(都市整備部長)

アンケートに寄せられた北町地区での意見。植木によって幅2メーターの歩道が半分の1メーターになり、子どもの通学でも歩きづらいとの声を梶原市議が紹介。部長が改善したいと答えました。

(4) 市役所通り拡幅工事でのアスベストについて、県が調査を実施。健康リスクはほとんどない

県が実施している工事(市役所通りと旧中仙道の交差地点付近)で、アスベストを含む再生砕石が見つかった問題について梶原市議が市の認識を質問。24日に、埼玉県の調査結果が発表され、アスベストの大気中濃度は、県内平均より低い結果で、市民への健康リスクはきわめて小さいとの県の説明を部長は紹介しました。工事現場は引ひきつづき立ち入り禁止となります。

(5) 35人学級については、来年度5年生への拡大も視野に入れて検討していく

志村議員の質問へ、教育長から答弁がありました。西小と、塚越小では、今年、4年生が35人程度学級となり、来年の進級で、40人学級に戻るとなると、以前のクラス人数に戻り、少人数学級の良さがなくなってしまいます。5年生まで少人数学級を拡大するには、来年は6人の教師を採用しなければならず、教師の質の確保が課題とのことです。

(6) 非常勤職員の時給を引き上げていきたい

これも志村議員への答弁で、現在、時給810円、830円の職員については、同等の業務をしている他市(物価水準が同じ生活保護基準1級地-2の6市との比較)の職員より、時給が低い実態が明らかとなり、頼高市長から、時給の引き上げを検討したいとの答弁でした。なお、740円の時給の職員は、埼玉県の最低賃金の引き上げにより、10月から750円へひきあがります。

(7) 学校施設を学童保育室にすることについては、保育室を学校施設から切り離す方向で検討したい

この数年、北町と南町で学童保育室が拡充されましたが、塚越地区での充実に向けて鈴木議員が質問しました。一時的余裕教室は現在、小学校7校で57室あることが明らかとなりました。(うち塚越は、東小と塚越小で計14室)。この部屋を学童保育室に転用する場合は、恒久的利用となるため、学校施設としての管理からは切り離す必要があると、教育部長が答えました。