梶原秀明前市議の過去ページ
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【12月議会】一般質問 - 1日目・2日目(12月14日)

市議会は13日から一般質問をおこない、13日と14日で、日本共産党の4人の市議をはじめ、計9人の市議が質問しました。残りは15日、二人が発言する予定です。

日本共産党の一般質問への答弁や、これまで党市議団が求めてきた課題について、他の会派の質問への回答などを、速報します。

○小規模修理修繕契約登録制度(梶原市議の質問への答弁)昨年4月から発注額の上限を100万円に引き上げ、市内の小規模事業者への発注が上限50万円だった従来より、2.5倍に伸びたとの答弁がありました。21年度は、契約係対応分が、対象29件の工事、発注額798万円、うち登録業者へは、17件、522万円の発注です。各事業課担当分では141件814万円です。

市内団体が実施した街かどウォッチングへの対応についての説明もあり、指摘があった修繕について、優先度をつけて、対応を準備しているとのことです。

○コミュニティーバス西ルートに逆コースを(梶原市議の質問への答弁)
西ルートだけでなく、全体のルートの再編をいずれは考えなければならないとのことで、西ルートの逆コース設定は当面困難との説明でした。バスを1台増やした場合の費用は1660万円(年間)ほどかかるとのことです。

○待機児童対策(鈴木市議の質問への答弁)
11月24日から26日の申し込み申請では、266件の申請があり、昨年243件、1昨年177件に比べ、大幅に増えています。4月に駅前保育園「けやき」が開設しますが、それでも、0歳児から2歳児までは、待機児童が発生する可能性が高くなっています。当面の対策として、家庭保育質への支援が必要です。

○学校体育館の改修やトイレの洋式化(山脇市議の質問への答弁)
トイレ一つを様式化するには、配管の取り換えがない場合で20万円から30万円かかるとの説明です。体育館は、二中以外の9棟の耐震化が今後の課題であり、この耐震化を優先にしているため、今年度と来年度で実施予定の耐震化診断の結果も見ながら検討していくとの答弁でした。

○子宮けいがんワクチン接種助成(山脇市議の質問への答弁)
現在国が、22年度と23年度限りの、2分の1の助成を打ち出していますが、24年度以降はどうなるのか、国の動向と近隣市の動向を見定めて、無料接種をするかどうか、検討したいとの答弁です。市長は「前向きに検討する」と答えました。

○木造住宅耐震化工事への助成(志村市議の質問への答弁)
国が今年度限りで、30万円の上乗せ助成を打ち出しているので、蕨市もこれを活用できるよう検討することを求めました。仮に、200万円の工事の場合、市の助成30万円と、国の助成30万円で、合計60万円が補助されることになります。ただしこれを活用するには、来年1月中くらいには、市民からの申請を受けなければならず、ほとんど余裕がないので、市の対応を急ぐことを求めました。すでに市民からは2件の問い合わせがあるとのことです。

○住宅リフォーム助成制度
すでに146万8千円の補助が市民にされました。工事の発注総額は4520万円であり、31倍の経済効果があったとの説明です。来年度も当初予算同規模(100万円)で実施したいと担当部長が説明しました。

○市役所通りの拡幅
地権者の理解が得られ、土地買収契約が進んでいるとの説明がありました。来年夏までにすべての土地を確保し、夏頃から、拡幅の本格的工事が始まる見通しです。

○日本車両跡地
北町1丁目に日本車両が保有する土地が10月に更地になりましたが、日本車両は、この土地を売りもしないし貸しもしない意向だとの説明がありました。