梶原秀明前市議の過去ページ
【9月議会】総務常任委員会を傍聴(9月13日)
約6年間つとめていた総務常任委員を、鈴木議員と交代しましたので、今回は総務委員会を傍聴しました。陳情3件、北町1丁目調整池契約案件などが付託されていたからです。
「原発ゼロをめざす」請願と、同趣旨の「原発依存をやめる」請願の、計2件は、日本共産党の鈴木議員が賛成討論、民主党の一関議員が反対討論、他には発言はなく、新生会・公明党・民主党の反対で、不採択にすべきものと決しました。
いまや、国民の7割以上が、原発から抜け出さないといけないと考えています。請願は、自然エネルギーへの転換を進めながら、原発依存をなくしていこうとするもので、市会議員としての見識が問われるものとなりました。民主党議員は、請願は「政治的パフォーマンス」「野田新政権を見守りたい」などと述べ、情けない限りです。新生会(川島議員・山内議員)と公明党(松本議員)は、何の発言も討論もなく反対しましたが、議員の役割をどう考えているのか、疑問がつのります。自分の見解と異なる市民の意見であっても、最低でもご自身の見解を述べるべきではないでしょうか。
他に、「議員の費用弁償を縮小すべき」との請願は、新生会・公明党・民主党が継続審査にすることに賛成し、本会議で継続審査にすべきと決しました。動議を出した新生会の川島議員は、全会一致で議会改革を図るべきと述べましたので、少なくとも、今後すみやかに、特別委員会などを設置して、費用弁償の廃止を含めて、議会改革に取り組むべきです。その際には、議会のインターネット生中継や、傍聴者に詳しい資料を配ること、休日議会の開催なども、私は求めたいと考えています。
浸水対策の調整池設置工事の契約案件と、補正予算など、市長提出議案は全て、全員一致で、本会議で可決すべきものと決しました。