就学援助金の申請受付が行われています。4月は23日まで
昨日の議員団会議で就学援助金のことが話題となりました。市立小中学生の新入生の保護者宛に、案内がすでに配られています。4月23日までに申請すると、4月分からさかのぼって制度を受けることができます。5月以降は、都度の受付で、翌月からの受給になります。この制度は、「経済的な理由により就学が困難な児童・生徒の保護者に、学用品費・給食費など、就学費用の一部を援助」するものです。
配られている案内(ホームページにも記載あり)には、母子(父子)世帯で親が30才、子9才の例で、所得192万円未満が、制度を受けられる条件であることなどが記載されています。(他に、父35才、母30才、子9才、4才の例で、約302万円未満、など)。私は議会の一般質問で、所得額での記載はわかりにくいので、給与収入に換算した場合の記載などを提案していますが、誤解を与える場合があるなどの理由で、それにはいたっていません。たとえば、先の192万円の場合ですと、給与収入に換算すれば300万円、4人世帯で所得302万円の場合では、給与収入では445万円になります。
非正規の働き方が増えていて、あるいは正規労働者でも、給与収入が減っていて、就学援助を受けられる(受けるべき)世帯が増えています。収入と所得を混同して、「自分は収入が高いので受けられないだろう」と安易に判断しないようにと思います。母子(父子)家庭なら、給与収入300万円未満、4人世帯なら445万未満が、一つの目安になりますから、昨年の収入をよく調べて、就学費用をまかなうために、積極的に申請してほしいと思います。
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