いぜんつづく競艇事業の低迷 - 戸田競艇組合議会本会議(10月2日)
2日は、1日間だけ、標題会議が戸田市役所議場で行われました。議題は、2011年度決算認定。昨年度の決算書についての説明が、執行部(神保管理者・戸田市長と、事務局長)からありました。冒頭の管理者あいさつで、今年に夏におこなったナイター場外発売の結果が報告され、6日間の発売で約4億6800万円売り上げた、周辺町会には報告会をおこなったこと、ナイター発売を継続の方向で調整したいこと、との発言がありました。
2011年度は、大震災の影響で前年に予定されていたSGが11年度に延期になったり、震災復興レースの開催、ミニボートピア阿賀野が開設されるなどの結果、売り上げが前年比で66%くらい増えました。その結果、蕨市への配分金は、前年の1億7500万円から4億2500万円に増えました。ただし、競艇事業の長期低迷状況に変わりはなく、今年は、SG開催が予定されないことなどにより、一昨年度よりも厳しい結果になりそうです。一昨年、昨年、今年と、配分金の一部は、財政調整基金を取り崩してあてている状況です。
決算の詳細審議は、閉会中の継続審査とし、総務常任委員会、業務常任委員会、いずれも9日(火)に戸田市役所内で行います。私は、それまでに決算の詳細調査をおこない、委員会にのぞみます。
2日の本会議終了後、神谷議長(戸田市議)から、「ボートレース事業の実施に係る交付金等の見直しに関する決議」について説明がありました。モーターボートの施行者の議会関係者で6月29日に決議し、国土交通大臣などに送付したとのことです。内容は、施行者が、日本財団(旧・日本船舶振興会)などに支払う交付金を引き下げること、払い戻し率(現在75%)の引き下げを求めることなどです。交付金のあり方については、日本共産党議員団は従来から、競艇組合議会内でも討論などで求めていることで、私たちの主張がこの決議に盛り込まれた形になっています。
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