梶原秀明前市議の過去ページ
index
【6月市議会】補正予算に対して議案質疑(6月5日)

昨日の報告のとおり、3点の質疑をしました。主な答弁を速報的に記します。

1、生活保護費の削減は、70歳代単身者で8月から来年3月までで(以下同じ)約9千円の減額、70歳2人世帯で、約2万2千円の減額、40歳母と小学生2人の3人世帯で約6万円(8ヶ月で割ると、ひと月当たり7500円)の減額になるということです。この減額は、2014年度、2015年度と続き、2015年度には、3人世帯では8・21%もの減額(改悪後の13年度との比較なので、12年度と比べればおそらく10%の減)になる見通しだとの説明でした。自民党が生活保護費の10%削減を選挙公約に掲げ、自民・公明政権がこれを具体化した国家予算を成立させようとしており、そのしわ寄せは、子の多い世帯に特に厳しく及びます。このような国の政治を許せるものではないと、私は主張しました。

2、狭隘道路拡幅整備についての予算については、これによって、民地と市有地である道路との境界をすみやかに示せるようになり、申請者(住民など)の負担軽減につながるとの答弁でした。

3、舗装道補修等工事については、今年度当初予算で計上された4路線と、補正予算の2路線について、さらに、やまとの湯に沿ったU字溝のふたの設置工事90m分については、国の補助金が活用できるようになったとの説明でした。この種の工事で、初めて補助金が活用でき、その分、市の負担が減り、市は財政的には助かります。