日本車両跡地は民間会社に売却されることが確実になる(8月20日)
北町一丁目の日本車両社宅跡地(市民体育館の南側)は、地主の日本車両(株)が、22億6百万円で民間会社に売却することを、同社の取締役会で決定したと、20日、総務部長が日本共産党蕨市議団に説明しました。
日本車両は蕨市に、当該土地を民間会社に売却したいとの意向を伝えていました。これに対し蕨市は、「公有地の拡大の推進に関する法律」にもとづき、買い取りの申し出をしていました。買い取り価額は、財産評価委員会の決定に基づき、15億円強とし、日本車両に提示していました。これに対し日本車両は、7月23日に取締役会を開催し、蕨市からの申し出を受けないことを決定したとのことです。
所有権移転登記が完了するまで、土地の売却先は明かさないようにとの、日本車両からの依頼があり、蕨市は売却予定先を明らかにしていません。
標準的な価額である15億円を、7億円近く上回る価額で当該土地を取得した民間会社が、その土地をどのように活用するのか、注視していきます。
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