梶原秀明前市議の過去ページ
【９月市議会】一般質問（１日目）（９月２４日）
今日の一般質問５人目として私が発言に立ちました。結果を速報します。明日は、６番目からで、日本共産党から、志村議員が午後早く、鈴木議員が午後最後の見通しです。
（１）自宅不動産を担保にした生活資金貸付制度（リバースモーゲージ）は平成１９年以降県内で１１０件の適用があり、蕨市内では、要保護者向けが２件、低所得高齢者向けは０件とのことでした。低所得高齢者向けは、マンションが対象外で、不動産評価額が１５００万円以上で、６５歳以上のみ世帯が対象です。相談があれば、窓口の蕨市社会福祉協議会を紹介するとのことでした。
（２）福祉連絡システムは通報回数が２３年度１６７回、２４年度１９１回と増加傾向で、今後も民生委員の訪問や、広報蕨９月号の高齢者特集などで、周知していくとのことです。借家にお住まいの方についても、丁寧な説明を窓口でおこなって、普及していくことを求めました。
（３）保健センター回りの歩道の修繕は、今年度余った予算も活用して実施に向けて検討するとの説明。停留所ベンチは、十分なスペースもあり、病院患者さんなどの要望も強いので、設置に向けて検討するとの前向きの答でした。
（４）市民体育館・北町公民館の空調設備改善は、耐震化や大規模改修計画の中で、検討していくとのこと。来年度すぐに改善とはなりそうもありませんが、学校校舎の耐震化が今年度で完了し、次に公民館の耐震化に着手する中で、公民館の中で北町公民館は最も古いことから、優先度は高いだろうとの感触を得ました。
★今日は、他に、公明党１人、民主党１人、新生会２人が発言しました。興味深い答弁を紹介します。
（１）救急車の病院照会数。平成２４年度救急出動２９９４回のうち、１回の照会で救急車が病院に向かえたのは６３％、２回１４％、３回８％、４−１０回１４％、１０回超え１.６％。救急車が搬送先病院を探すため現地に滞在する平均時間は２６分。（消防長答弁）
（２）スポーツ施設予約システムの検討を進めている。今年度中にその方法を決定し、来年度中には運用したい（教育部長答弁）。
（３）４月施行の空き家管理条例の結果、３件の老朽空き家が解体された。情報提供や相談などで、現在約３０軒の老朽空き家を把握している（都市整備部長答弁）。
（４）自転車安全対策の一つとして、市のHPでも、自転車損害賠償保険の情報提供もしているので参考にしてほしい（市民生活部長）。
