【9月市議会】リバースモーゲージや緊急福祉連絡システムなどを質問 - 梶原秀明の一般質問と答弁概要
9月24日におこなった一般質問の質疑応答は次のとおりです。
リバースモーゲージ
【梶原】自宅不動産を担保にして、生活資金を得るリバースモーゲージの制度はどのようか。
【部長】要保護世帯向けと低所得高齢世帯向けの制度を県社協が実施している(窓口は市社協)。要保護世帯向けは、福祉事務所と社協が連携して対応する。高齢世帯向けは、65歳以上、評価額1500万円以上の不動産(マンションは除く)が対象、貸付限度学は評価額の約7割。相談があれば市社協を案内している。
【梶原】制度を利用したいという相談があるが、蕨市内での実績はどうか。
【部長】2007年以降、県内では51件。蕨では実績はない。
【梶原】マンションも対象にするなどの制度の拡充も必要だ。条件のある市民へは周知を進めてほしい。
福祉連絡システム
【梶原】24時間いつでもボタンを押せば福祉センターにつながる本制度の利用が増えている。新規設置の推移はどうか。
【部長】平成22年度33人、23年度58人、24年度62人、25年度8月末で17人。
【梶原】(1)借家の場合は、申し込み時に家主の承認が必要で、申請をためらう場合がある。(2)制度を知らない人がまだまだ多い。いっそうの周知を望む。
【部長】(1)緊急時の対応として住宅に立ち入る旨の承諾書をいただくので、家主の了解も必要。(2)高齢者調査の際にパンフレットを渡したりケアマネジャーを通じ利用を働きかける。
【梶原】借家の市民へは、申請時に、ていねいな説明で活用を促してほしい。
保健センター周辺の整備
【梶原】(1)北側歩道のデコボコの修繕をいそいでほしい。(2)停留所にベンチを。
【部長】(1)道路補修予算の契約差金(今年度の予算の範囲内)での修繕を検討したい。(2)従来のベンチは市が設置したのではないが、危険との通報があり、6月に撤去した。現地は十分な広さがあり、要望も出ているので、新たなベンチの設置を検討する。
北町コミセンのエアコン
【部長】公民館のうち北町の空調が最も悪化していることは認識している。今年から公民館耐震化事業に着手し、北町公民館の耐震化・大規模改修も計画していきたい。
【梶原】冬はファンヒーターの貸与で何とかなるが、夏は扇風機だけでは耐え難い時も多く、クールオアシスといえない状況だ。早期の改修・改善を強く望む。
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