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【9月市議会】定例会閉会(9月30日)

30日、定例市議会が閉会しました。市長提出議案15件が採決され、全件を可決または決算認定しました。教育委員会人事案は、9月5日の本会議で同意済みです。

市職員の給与の特例減額(10月から3月まで)が可決されたことを受け、日本共産党市議団と無所属議員は「蕨市議会議員の報酬の特例条例」を提出、これは、議員報酬を5%(一人月額約21,000円)を6ヶ月間減額するもの。地方公務員の給与減額を押し付ける政府のやり方は許せないが、地方交付税が減額されるため市長はやむなく本議案を提出、これが可決され、市長と教育長の給与も減額したからには、議員報酬も減額すべきとの考えから提案したものです。これに対し、新生会、公明党、民主党は、質疑も討論もせず反対、12対5で否決されました。議員報酬減額条例案の否決を受け、日本共産党市議団は、提案した報酬の減額分を6ヶ月にわたり、政治家の寄付行為にあたらない範囲で、東日本大震災被災地に寄付する準備をしています。

議会は、他に、埼玉県後期高齢者広域連合議会の議員選挙を実施、議員4人(日本共産党から鈴木議員、新生会の今井議員と前川議員、公明党の松本議員)を10月に大分市でおこなわれる、全国都市問題会議の研修に派遣することと、閉会中の継続審査を議決し、閉会しました。