梶原秀明前市議の過去ページ
12月市議会への議案説明(11月18日)
18日、日本共産党市議団あてに、市から議案説明が行われました。市長はじめ、理事、各部長が出席し、説明を受けました。
12月市議会は11月27日に開会します。条例案3件として、中央第一のまちづくりに関する区域内の建築物の制限に関する条例が、新規条例として出されます。ここ数年間、関連区域において、住民参加で進めてきたまちづくりを確実なものとするものです。合わせて従来の中央第一区画整理の施行規定を廃止する条例、他、住宅関連条例は文言の修正です。
さらに、一般会計補正予算約4400万円分があります。人事案は1件で、人権擁護委員候補者の推薦。契約案は4件あり、労務単価の引き上げなどに伴い、体育館耐震化工事と南町ポンプ場工事の契約額を変更するものです。他に、「蕨市将来構想を定めることについて」という議案で、合計10件の議案が出る見込みです。
議案説明会では、議案として出される「蕨市将来構想」の案について説明がありました。これは、2014年度から10年間の蕨市の長期計画のいわば概論部分を定めるもので、私が委員として参加した蕨市長期計画審議会の議論もふまえたものです。今後10年間のまちづくりにかかわる議案であり、12月議会で大いに議論がされるものと思います。
説明の最後に、「蕨市土地開発公社の健全化計画について」の説明が行われました。2012年度末現在、公社保有土地は約59億円で、財政規模に比べての保有額は県内で悪いほうから2番目であり、その残高の減額を蕨市はこれまで進めてきましたが、国・県の健全化方針にもとづき、いっそうの減額を行うものです。これも、市財政の今後のあり方に大きく関係するものであり、さらには、上記の長期計画とも関係し、議会で議論されるものと思います。