梶原秀明前市議の過去ページ
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蕨市2014年度予算案概要 - 1. 総務費

1月28日に議員あてに行われた2014年度予算概要説明の中から、主要事業について順次紹介します。おおむね、総務費、民生費、衛生費、農林水産・商工費、土木費、教育費、消防費の順で、1日ないし2日の1回の割合で、紹介します。2月下旬から始まる予定の定例市議会で、詳細な審議をおこないますが、その準備を兼ねて、私の問題意識や国政との関係についても触れますので、ここで示す見解はあくまで私個人のものです。また、数字の間違いなどがあれば、その責任は私に属します。

1、総務費
(1)市庁舎関係として、地下の機械室の改修に271万計上しています。役所1階の市民課窓口に新たに発券機を設置するのに85万円。

(2)市職員関係として、職員採用試験に304万円。優秀な職員を採用するために、他市と試験日程が重ならないように、試験日などを設定します。試験の委託費265万円など。職員互助会補助金を段階的に廃止するため、14年度は88万円計上、15年度に廃止予定。

(3)防犯対策として、自転車防犯対策に蕨駅周辺の夜間見回りに、毎日4時間、8人、3か月分として321万円。防犯灯の新設と取替えで100基分、すべてLEDで、467万円。自主防犯組織に上限5万円の補助を12年度から14年度まで補助をしていますが、14年度は23団体分として115万円。

(4)土地購入関係としては、土地開発公社からの買い戻しとして、市庁舎第二駐車場の残り分として1億7527万円。他に、特別会計として、錦町区画整理用土地として、4億8千万円。

(5)市の計画策定として、新たな行政改革プランの策定のため懇談会委員謝礼として13万円。

(6)情報システム整備として、番号制度管理(いわゆる国民背番号制)システム開発のため2528万円。番号制度管理に対応させるため住民基本台帳の改修に2052万円。

(7)市民活動関係として、市民と行政の協働を進めるための提案事業に101万円。13年度は2件の事業が採用されているようです。まちづくりポイント事業に100万円、クリーンわらびなどに参加すると「50らく」のポイント(加盟店で50円として使える)をもらえますが、この制度を続けます。

(8)交通関係として、スケアード・ストレイト教育技法による交通安全教室に54万円。道路照明灯、道路反射鏡(いわゆるカーブミラー)、道路標識、道路塗装などに1323万円。駅前の自転車放置対策業務に5077万円。ぷらっとわらび(バス)の運営に4400万円。

(9)徴税対策として、市税等収納員4人の人件費として894万円。市税と国保税の催告状を年4回から6回に増やし、市税分としては99万円(国保税分は国保特別会計に計上)。