梶原秀明前市議の過去ページ
蕨市2014年度予算案概要 - 3.衛生費
衛生費とは、市民の健康維持・増進などのための経費です。
(1)予防対策としては、わらび健康アップ計画を推進するために114万円を計上しました。25年度は、南町をモデル地区として健康アップ計画が進んでいます。その実施状況や成果を、議会で確認していくことになると思います。
各種の予防接種として、1億6294万円。不活化ポリオワクチンを含む四種混合や日本脳炎、BCG、65歳以上のインフルエンザ、ヒブ・小児肺炎球菌、高齢者肺炎球菌など。子宮頸がんワクチンについては規模を縮小します。
(2)公害・環境対策関係として、家庭の生ゴミを蕨戸田衛生センターのリサイクルフラワーセンターで堆肥化する事業に53万円(戸田市との共同事業)。
太陽光発電などの設備を設置した個人への補助である、地球温暖化対策設備等設置補助金として500万円。
河川水質や大気汚染、ダイオキシンなどの環境調査に228万円。
(3)保健関係として、総合健康診査に5662万円(国保特別会計や後期高齢者医療特別会計では別に経費を計上)。節目年齢の大腸がん検診、肺がん検診・結核健診、胃がん検診、子宮がん検診、乳がん検診、骨粗しょう症検診などを実施するもので、26年度から胃がんリスク健診をメニューに追加するとのことです。
保健センターの空調が劣化しているため詳細調査と改修基本設計として486万円。
市立病院の救急病院としての機能を維持するための負担金2億5千万円を、病院会計に繰り出します。