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【3月市議会】生活保護の運用は従来と変わらないことを福祉事務所長が表明。東口道路は安心で楽しい空間にしたいと市長答弁 - 一般質問(3月18日)

本日、一般質問の1日目、私は4点質問しました。答弁を速報的に報告します。

第一の改悪生活保護法の7月施行後の生活保護制度の運用については、「従来と運用は変わらない」との答弁でした。窓口に生活保護申請書は置くことはしないが、相談者にはひきつづき丁寧に対応するとのことです。二つめの、感震ブレーカーの設置については「設置に向けて推進したい」との前向きな答弁。第三の防犯カメラについては、商店街への設置についてはすでに運用基準を示している、教育委員会管轄の「くるる」・市民体育館・小中学校について、運用基準の策定を検討するとの答弁でした。第四の東口コミュニィティショッピング道路については、市長マニフェスト項目でもあり、市長に答弁を求めました。市長は、「安心で楽しく買い物ができる空間づくり。放置自転車が景観を悪くしているので、この改善もしたい。行政の一方的な対応ではなく、計画作りから地元の意見を反映させたい」と、市長の思いが表明されました。

私の他に、公明党1人、新生会1人、民主党2人が質問に立ちました。この中から特筆すべき答弁を速報します。

公明党議員から、認知症サポーターについての質問があり、部長が、今年2月現在754人であるとの答弁がありました。最近の埼玉新聞が蕨市の公共施設の耐震化が遅れていると報道したことについて問い、部長と市長から、報道は間違いであると説明があり、実際は、昨年度末で耐震化は70.5%、今年度末で80%を超えるとの答弁でした。

新生会議員から軽費老人ホーム「ケアハウス松原」についての質問があり、今年2月末現在、定員30人に対して、単身者用24室(24人)は埋まっているが、2人室(夫婦用)は3室のうち1室しか使われていない、空いている2室については今後、単身者でも入室できるようにして空室状態を解決していきたいとの答弁がありました。

民主党議員から、南町地区の浴場が火災にあい、福祉入浴券の利用が南町の市民にとって使いづらくなったことへの改善を求める質問がありました。これは、日本共産党の山脇議員も取り上げる予定ですが、部長から、福祉入浴券の要綱により、戸田市の浴場や錦町のやまとの湯などへの拡大は現状ではできないとの答弁がありました。その理由として、市内の既存浴場の営業に悪い影響を与えるからだ、との追加の説明がありました。