【3月市議会】一般質問(3日目・完)(3月20日)
20日、一般質問の最終日、日本共産党から山脇議員が発言しました。新年度保育園の申し込み状況を質問。一次申し込み320人(市内在住)に対し、不承諾は149人。地区別では塚越が51人と最大、年齢別では1歳が105人と最多(健康福祉部長答弁)。来年塚越7丁目に開設する認可保育園が待たれる状況が明確となりました。地区別不承諾者数は他に、中央38人、南町27人、北町17人、錦町16人です。こども子育て支援法に基づき、新年度中に保育に関する諸条例を蕨市で策定する見込みで、待機児童の解消に向けて、日本共産党はいっそうの認可保育園の誘致を求めていきます。新たな認可保育園開設について、複数の問い合わせがいま来ているとも答弁がありましたが、まだ公表できる段階ではないとのことでした。
また、子育て新法への対応についても質問。現在市内にある11の家庭保育室が、新法ではどうなるのかとの問いに、定員20人以上の室は、認可保育園に移行する、6人以上19人以下の室は市の認可を受けて小規模保育事業者となる、このいずれかになる、ただし移行期間は平成31年度までと長い、との説明でした。具体的には、国の基準が明確になってからの検討になるとの説明でした。(以上答弁は、健康福祉部長)
他に不登校問題についても質問。小中学生合わせた不登校は、23年度46人、24年度51人、25年度は12月現在で40人と、教育長が答弁しました。児童館にある日々草は、子どもとって入りづらい面があることを指摘し、もっと身近なものとなるよう工夫する、さわやか相談室(中学校)の利用生徒が増えていることへの対応を求めたことへは、一時的空き教室を活用したいとの説明がありました。
この日は他に、新生会議員二人が発言しました。その中で、市立病院の常勤医師確保についての質問では、整形外科2人、消化器系内科1人、小児科1人の医師を増やし、現在14人の常勤医師を、5年後には18人にすることを目標にすると、病院事務局長が答弁しました。
一般質問は13人の議員が質問して全日程を終え、市議会の残す日程は、25日(火)の最終日のみとなりました。最終日は、委員会報告、議会改革特別委員会の中間報告、市長提出議案への討論と採決、意見書の採択などが行われます。どうぞ傍聴にお越しください。
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