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【6月市議会】岡田選管委員長の道理のなさが明らかになる - 一般質問終了(6月18日)

3日間の一般質問が今日で終わり、残りの議会日程は、20日のみとなりました。今議会の一般質問は、議員の持ち時間が5分延び35分となり、各議員とも、ほぼその時間を使い切りました。その分、執行部の答弁時間も長くなり、全体の会議時間も伸びたようです。1日目の終了は午後5時10分(発言5人)、2日目の終了は午後5時30分(発言5人)、3日目は4人の発言で午後3時10分でした。

18日は、志村議員が来年の市長・市議選挙日程について、岡田選管委員長に質問しました。選挙はこれまで3回同日選挙で実施し何の問題も起きていないのに、なぜ選管会議では、同日選挙をやめ別々の日程に変更することを急ぐのかとの質問に、岡田委員長は「議論中でまだ決定していない」と逃げの答弁でした。同日選挙にしたことで経費が1550万円減っていることは認めましたが、「選管の役割は市民の関心を高めること。単に経費がどれだけかかるかどうかは別なこと」などと、経費の節約など関係ないかのような答弁。選挙にかかわる職員の数も、平成11年の別々の日程の時には462人だったのが、23年の同日選挙では203人まで減っていることも委員長は認めました。

最後に志村議員は「すじの通らない理由で、問題を起こさないよう、慎重な対応を求める」と岡田委員長にくぎを刺しました。また、多数の職員を選挙実務にたずさわらせる側である市長部局にも質問。「選挙管理委員会と、市長部局で、相互の連絡を図り調整を取るべきではないか」と問い、総務部長が「(選管から)一定の方向性が出る前に、(選管と)協議したいと思っている」と答えました。これは、選挙日程を決める前に、市長部局とよく調整をするということです。岡田委員長は、6月5日の選管会議で、次回の7月7日の会議には、選挙日程を諮りたい(決定したい)と発言していましたから、それ以前に、市長部局と協議することが必要です。

この日は他に、山脇議員が、子ども子育て支援新制度についての市の対応状況など、さらに無所属と保守系の議員が発言しました。今年度から、生活保護世帯の高校生のアルバイト収入の認定除外ができることになりましたが、対象者現在5人のうち、この制度を活用しているのはまだ一人だとの説明が、山脇議員の質問に対してありました。

北町1丁目19番地に、新しい認可保育園の民間事業者による建設がすでに発表されていますが、他に、北町1丁目の日本車両跡地に立つマンションに、定員40人規模での認可保育園の計画が出されていることも説明がありました。年齢別では、1歳から5歳各8人とのことです(無所属議員への答弁)。