蕨高校でスケアードストレイト手法の交通安全教室が行われました(6月21日)
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主催者あいさつする市長 |
21日、授業公開中の蕨高校において、標題の教室があり、出席しました。スケアードストレイト手法とは、参加者に恐怖を与え危険を察知する想像力を高め、交通事故を防ごうする方法です。参加していた蕨警察の課長さんがあいさつで「スケアードストレイトとは、直訳すると、とってもこわかった、ということです」と言っていたのが印象的でした。開会式では、蕨高校生約千人や、その保護者、地域の住民が参加する中、主催者を代表して蕨市交通安全協会会長の、頼高英雄市長があいさつしました。
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おおぜいの参加者 |
教室では、スタントマンが交通事故を実演。自転車交通の禁止事項である、傘さし・携帯・スマホ、一時停止違反、二人乗り・並走・無灯火などによる、自転者同士の正面衝突や、自動車との衝突を実演。参加者は衝突時の迫力に驚き言葉を失い、説明者は「このように重症をおい、死にも至る」と説明しました。他に、自動者同士の衝突実演では、止まっている自動車に、後ろから時速40キロのスピードで別の自動車が追突。大きな鈍い音を発し、バンパーがひしゃげ、エンジンが故障。運転席のエアバックは開きましたが、後ろの席にいた子ども役の人形は、チャイルドシートが固定されてなく前席にたたきつけられました。さらには、トラック運転席からの死角で歩行者が見えないことの説明や、内輪差の危険性を説明する左折事故の実演などが行われました。
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衝突を体感する装置もありました |
改めて、事故の怖さを感じるとともに、スタントマンも命がけだなぁと思いました。
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