梶原秀明前市議の過去ページ
【9月市議会】教育まちづくり委員会(9月16日)
16日、標題の会議が開かれ、委員として出席しました。5日の本会議で付託された案件は、いじめ問題対策条例、一般会計補正予算、土地先行取得特別会計補正予算、の3件。いじめ問題条例については、私から質疑しました(下記参照)。補正予算2件は、中央第一まちづくりのための道路用地を購入する経費、いじめ問題協議会と調査審議会の各委員の報酬の経費、1月15日実施のサイエンススペシャル授業の経費です。条例と補正予算2件、合計3件は、いずれも全委員の賛成で、本会議で可決すべきものとなりました。
−−−梶原のいじめ対策条例への質疑と答弁−−−
【梶原】いじめ認知件数はどうか
【教育部次長】24年度、小学校8件、中学校7件。25年度、小学校2件、中学校6件。26年度一学期、小学校2件、中学校なし。
【梶原】条例の制定によって、これまで見えていなかったいじめ問題が顕在化し、認知件数が増えることが期待できると思うがどうか。
【教育部次長】件数は増えると思う。
【梶原】(1)いじめ問題対策協議会には、教育委員会関係者、児童相談所・警察職員の他、どのようなメンバーが入るのか。(2)児童相談所・警察職員にはどのようなことを期待しているか。
【教育部次長】(1)市PTA連合会、民生委員協議会、保護司会などである。(2)警察官は、刑事事件にも対応できること、児童相談所職員はいろいろなケースを把握していることを期待する。
【梶原】インターネットでのいじめ問題へのこれまでの対応はどうか。
【教育部次長】これまでも非行防止やネットでのいじめへの対策として、ネットパトロールをしている。いじめ防止に努めている。これまで、子どもの写真が掲載されたのを発見した事例がある。
【梶原】被害者を徹底的に守ることとともに、加害者の心のケアなども重要だ。条例にその対策はあるか。
【教育部次長】条例に明示はされていないが、いじめをする側のケアについてもできるだけ対応していきたい。