旅客機が蕨市上空を通過する国の案について、全員協議会が開かれる(9月30日)
30日の市議会閉会後、「国が進めている羽田空港の機能強化による飛行ルートの見直し案について」を議題に、全員協議会が市役所内で開かれました。
これは、国が6月に新しい飛行ルート案を示したことに伴い、「場合によっては、市民生活への影響が懸念されるので、議員に説明することにした」(市長)との趣旨で、市長と総務部長が説明しました。国の説明によると、蕨市上空約1220mを飛行機が、毎日午後3時から7時まで、最大で93便飛行する可能性があり、68デジベルの騒音が予想されるとのことです。(65から75デジベルは街路沿いの住宅街の音、50から70デジベルは通常の話し声程度の音に相当するといわれています)。
今後市としては、川口市・戸田市・草加市、都内自治体など、関係自治体と連携をとり、市民生活への影響の実態を明らかにしていくということでした。これが現実のものとなれば、最大数分おきに70デジベル程度の騒音が夕方を中心に生じることになりますから、重大な関心を持っていきたいと思います。
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