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蕨戸田衛生センターで家電リサイクルなどを視察(10月2日)

自治体等から持ち込まれた小型家電の山((株)鈴徳)
自治体等から持ち込まれた小型家電の山((株)鈴徳)
2日、標題の視察に参加しました。蕨市と戸田市で共同運営する蕨戸田リサイクルセンター組合は、家電リサイクル法に基づき、今年4月から、小型家電の資源化を(株)鈴徳(神川町)に委託しています。今年度はさしあたり100トンの委託を予定しています。(株)鈴徳では、自治体からの小型家電を破砕処理し、鉄・プラスチック・有用金属などに分け、販売することで、リサイクルを進めている会社で、その工程を見学しました。

もう一つ、ツネイシカムテックス埼玉(株)(寄居町)も視察。ここは、センター組合の焼却灰の処分の委託先であり、自治体から持ち込まれた焼却灰から異物を分別し焼き工程、粉砕工程を経て、水とセメントと安定剤を混ぜて、人工砂を製造しています。この人工砂を販売することで、ゴミの資源化をはかり、リサイクルを実現しています。価格を自然の砂より安くしていることで、需要があるということでした。
ツネイシカムテックス埼玉で、焼却灰から人工砂をつくる工程の説明を受ける
ツネイシカムテックス埼玉で、焼却灰から人工砂をつくる工程の説明を受ける

どちらの会社の事業も、従来は埋め立て処分するしかなかったゴミを再利用する、という社会的な役割を果たしているといえます。