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【6月市議会】かじわら秀明の一般質問(詳報)

7月1日におこなった一般質問は次のとおりです。
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◆住宅扶助費減額問題

生活保護制度をめぐっては、生活扶助費削減をめぐり裁判もおこなわれています。そうした中政府は、7月から、住宅扶助費の見直しを実施します。蕨市では特に2人世帯への影響が大きく、上限6万2千円の扶助費を5万7千円に減額するものです。私は、対象となる世帯へのていねいな説明、病弱者などのいる世帯への経過措置の適用を求めました。

【健康福祉部長答弁】6月1日現在2人世帯は189、うち5万7千円超の住宅に住むのは117世帯。7月1日以降初めて到来する契約期間の満了月まで、旧基準(上限6万2千円)が認められている。家賃5万7千円超の世帯は、家主と減額交渉をしていただき、減額できない場合に、転居指導をする予定。独力で転居が困難な世帯等には、住宅ソーシャルワーカー事業で支援する。

高齢者や障害者等で、転居により自立を阻害する恐れのある場合は、旧基準額支給の可否を判断するが、適用できたとしてもごく少数だろう。受給者個々の状況を真摯に検討して判断する。

◆市民公園のバーベキュー利用者のマナー向上

バーベキュー利用者の増加や心無い人により、近隣住民の苦情が年々高まっている問題をただしました。

バーベキュー利用者は2004年度5千人弱でしたが、08年度1万1千人、12年度2万1千人、14年度2万8千人と激増しています。川口市・草加市ではバーベキューのできる公園はなく、道満グリーンパーク(戸田市)、秋ヶ瀬公園(さいたま市)は住宅街ではなく、蕨市のみが住宅街でのバーベキューを認めていることも明らかになりました。

私は、周辺住民の我慢が限界にきているので、利用者マナー向上のいっそうの徹底をし、それでも苦情が減らなければ何らかの規制も必要ではないかと提起しました。

【都市整備部長答弁】議員から提案のあった、バーベキュー申し込み時の文言を(住民の苦情が多くマナーを守ってほしいとの主旨へ)変更することや、「許可を得た場合以外はバーベキューは禁止です」の看板設置を検討する。バーベキュー利用者を少なくすることなど、町会や地域のご意見を聞き検討する必要がある。

◆他に、投票所のバリアフリーと投票率向上策について質問しました。