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国民健康保険運営協議会(8月20日)

20日午後3時から、今年2回目の標題の会議があり、委員として出席しました。議題は、国民健康保険特別会計の、(1)今年度補正予算と、(2)昨年度決算認定、(3)その他です。3件とも全委員が承認しました。

(1)は実績に基づく軽微な補正です。(2)は、歳入約81億3237万円、歳出約79億989万円でした。国保税を抑えるために、一般会計から約7億177万円の繰り入れ「その他一般会計繰入金」がおこなわれました。

会議で私は3点質疑しました。第一は、被保険者世帯の所得階層で、所得100万円未満(未申告を含む)7231世帯、100万円以上300万円未満が約4600世帯、300万円以上が約1600世帯との答え。国保世帯の半数以上が所得100万未満であり、低所得世帯が多く加入していることが改めて分かりました。

第二は、保険給付費が約50億6572万円と、前年より4・7%増えている原因についてで、26年度は入院が増えたことが主要因だとの説明がありました。

第三は、特定検診の実施状況で、受診者が前年4996人から5108件に増え、受診率も39・5%から40・5%に微増しています。未受診者の50歳代の人へ、勧奨通知を時期を変えて2回送ったことで、そのうち7%の人が受診をする効果があったとの説明がありました。