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【蕨戸田衛生センター組合議会】定例議会開会・総務委員会(11月27日)

蕨戸田衛生センター組合の定例議会が27日に始まり(12月17日まで)、2014度決算認定と補正予算の2件が議題となりました。

14年度の組合業務は、消費税増税の影響が歳入で1453万円の増、歳出が3624万円の増で、差し引き2171万円ありました。各資源物の単価の値上がりで回収資源売り払いは約1404万円で前年比9・3%増えました。福島第一原発事故に伴う損害賠償金(放射線測定費用や最終処分場への委託費増)として約519万円歳入しています。

ゴミ搬入量は、家庭ごみが減る一方で事業系ごみが増え、全体として増えました。ただし、今年度は事業系ごみも減り、資源売り払い単価も減少傾向で、景気低迷の影響がありそうです。15億円の積み立てを目標にしている施設整備基金は約7億3894万円となりました(毎年1億円ずつ増やす計画)。総務委員会での質疑で、「施設の再延命化も検討中」と総務課長が答弁しました。補正予算は、施設の緊急整備(故障した際の部品取替えや電気代)のための予算2千万円が足りなくなりそうなので、1千万円増やすものです。

27日には、頼高管理者が、前議会以降の業務として、東京電力からの賠償金の収入、ダイオキシン測定結果、15年度上半期のゴミ搬入状況、資源売り払い状況、再生家具販売の状況について、報告しました。

本会議閉会後、総務・業務両委員会が開かれ、私は総務委員会で、14年度の消費税増税の影響(上記)と、技術系職員の採用基準とその結果(15人が応募して、電気主任技術者などの専門知識を持つ職員2人を採用)について質疑しました。議案2件とも、本会議で認定・可決すべきものと決定しました。