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蕨市来年度予算概要の説明を受ける(1月26日)

26日、市長・部長などから、蕨市の2016年度予算概要説明が日本共産党蕨市議団あてにありました。他に、2015年度行政評価と、介護保険制度に関して「介護予防・日常生活支援総合事業の平成28年度実施について」の説明もありました。

蕨市の来年度予算などを審議する定例市議会が2月下旬から始まる見通しで、その事前説明として全会派に説明が行われているものです。来年度蕨市予算の規模は232億程度になるとのことで、史上最大規模ではないかと思います。説明の冒頭で、頼高市長と総務部長からあいさつがあり、市民体育館の耐震化工事、学童保育室の5室の増設、蕨駅東口ショッピング通りの整備、が大きな事業として実施するとの説明がありました。

以下、議員に配布された資料から、来年度予定の主な施策について紹介します。それぞれの詳細については今後調査を進め、2月下旬からの定例市議会で質疑や政策提案をおこなっていきます。

(1)総務費関係
街路灯を全てLEDにします。蕨市へ寄付をしてくれた人へ返礼品を渡します。市民会館の耐震化設計をします(工事は2017年度)。

(2)民生費関係
生活困窮者自立支援事業の任意事業として実施している子どもへの学習支援を、週1回から週2回に拡充します。国保会計への繰り出しを約13億円確保し、国保税の税率を据え置きます。学童保育室は、中央小・東小各敷地内にそれぞれ1箇所を4月に開設、さらに北小敷地内、南小の校舎内、塚越小隣接地に、各1箇所を2016年度以降に開設します。全ての公立保育園で土曜日も19時までの延長保育を実施します。がん検診事業を大幅に拡充します。

(3)土木費関係
東口ショッピング道路を整備するとともに、隣接する末広公園(塚越1丁目)のリニューアル設計をします。市民公園のバーベキュー無断使用対策として土日祝日の管理人を増員するなど対策を強化します。

(4)消防費関係
自主防災会に消化資機材であるスタンドパイプを配布します。

(5)教育費関係
児童センター内に教育センターを新設し、児童相談、教育相談を充実します。東小・南小・二中のトイレを改修します。市民体育館の耐震化工事には約10億円かけます。財源は国からの交付金が1億円、公共施設整備基金からの繰り入れ3億円、市債6億円とのこと。図書館の耐震診断を実施します。錦町スポーツ広場を人工芝化するなど改修します。