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【3月市議会】環境福祉経済常任委員会を傍聴(3月7日)

7日は、標題の会議を傍聴しました。同時に、8日におこなう教育まちづくり委員会の準備も進めました。

環境福祉経済常任委員会では、冒頭、市民からの陳情が審査されました。二つの陳情のうち、マクロ経済スライドの廃止などを求める年金問題の陳情について、年金者組合蕨支部の佐藤書記長が陳述しました。陳述を受けて、日本共産党の宮下市議が賛成討論しましたが、新生会(=自民系)と公明党は何の発言もしないまま反対しました。また、子ども医療費関係の陳情は、国の制度として無料化制度をつくってほしいなどの要望であり、これも同様に、宮下市議が賛成討論する一方で、他会派は何も述べずに反対でした。何も表明せず反対する議員。市民の代表として議会に出ているはずの議員として、情けない態度です。

市長提出議案については、市民の負担を重くしない配慮として続いている国保税の税率のすえおきなど、一般会計予算の委員会所管部分、国民健康保険会計予算など、全委員が賛成し、本会議で可決すべきものと決まりました。

会議中に興味深い場面がありました。特別養護老人ホームの待機者が依然多い問題などを議論してる際、公明党の松本委員(議長)が、「特養の代わりとして、介護保険で入院できる介護療養病院になんとか入れないかとの市民相談が多い。しかし国は療養病床を減らしている。(自公政権の政策を念頭に)公明党はバカだから現場のことをまったく知らないんだよ」と述べたのです。答弁を求められた頼高市長は「公明の松本さんの発言として重く受けとめる」と返しました。公明党内部でも矛盾が起きているんだなぁと感じました。