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3月議会で公明議員が「公明党なんかバカではないか」 - 介護施設不足問題をめぐり

3月7日の環境福祉経済常任委員会で、公明党の松本議員(議長)と市長との間で次のようなやり取りがありました。

◆松本 委員(公明党)  今後の考え方として、蕨市内だけではなくても、県南地域それぞれ各形態の病院があるが、特に療養型の介護保険の使える、要するにベッドを使えるそういう病院の確保について今後努めていかれるのか。これはもう現実に切実なる問題のところがある。行くところがない人が現実にいらっしゃるわけだから、そういう面では我々市議会議員としても、いろいろな相談を受けた場合、川口とかいろいろなところへ行くと「松本さんしょうがないんだよ、介護の関係のうちのベッド数決まっているんだよ」と。それと先ほど言われたが、知っている。国はある時期からこれを削減し始めた。うちの公明党なんかばかではないかと思う。申し訳ないけれど。現実を知らない。それは余談の話であるが、そういった意味合いの中で、今後やはりその辺を市としてある意味では努力をしていかなくてはいけないと思う。それについて今後少し力を、そういう面で注いでいただければなと思うが、市長にお聞きしたい。

◎頼高 市長  公明の松本議員のほうからそのような話が出てくるのだなということで率直に聞かせていただいた。...(略)

今の国の施策の中でこれを増やすということは、現実的には非常に難しい状況があるだろうと。国の施策の転換がないと難しいのかなと。...(略)

そういう声が現実には地方議会の場でもあるんだということをいろんな場で、私も紹介をしていくということが今当面できることなのかなというふうに思っている。松本議員が療養型は必要なんだという訴えがこの場であったということを重く受けとめたいと思っている。