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【9月市議会】全委員が決算を認定 - 決算委員会終わる - 市民病院で整形外科医を確保(9月12日)

8日、9日、12日におこなわれた決算常任委員会は、9件の決算認定を全委員の賛成で認定し、終了しました。私は決算委員ではなく、8日の午前と12日の午前の審議を傍聴しました。12日の審議から特徴的なことを報告します。

(1)国民健康保険会計決算に審議では鈴木市議が所得階層別被保険者数と滞納者数を聞きました。以下は、その答弁です。

所得階層被保険者世帯数うち、滞納世帯数
300万円以上1303183
200〜300万円1608345
100〜200万円3670766
100万円以下141691942
207503236


また、非自発的失業者199人に保険税の減免が行われました。

(2)公共下水道会計決算では、北町1丁目の雨水調整池の稼動実績について質疑があり、2014年1月稼動開始以来、水がたまったのは35回、うち満水になったのは15年9月10日と先日の台風9号が上陸した16年8月22日だったとのことです。

(3)介護保険会計決算では、特別養護老人ホームについて質疑があり、今年4月1日現在蕨市民の重複を除いた待機者は、介護度1、1人、介護度2、7人、介護度3、12人、介護度4、5人、介護度5、14人、計39人です。昨年4月に南町に新たな施設が開設したことにより待機者は減りましたが、まだ39人が待っているとのことで、その解消への対策が望まれます。

(4)市立病院会計決算では、15年度は医業収益で約3千万円の黒字でしたが、医業外損失、特別損失があり、全体では約6千万円の赤字でした。今年に入り、入院ベッドの利用率が7割代後半で推移していること、8月に整形外科の常勤医師が採用できたことなど、経営に良い影響が出ているとの説明がありました。